日本では4月を学年の始まりとする関係で、年度の終わりを3月と考える習慣がある。春が顕著になる月を年度替わりにすることは精神風土と結びつき定着している。
3月にはいろいろなことが行われる。その中のまとめにあたるものは最もスリリングなものだ。連続していく日常に無理やり切れ目を入れて何らかの形に仕立てる。かなり強引で無理な作業が施される。
そのためには切り捨てなくてはならないことがあり、急遽作り出すこともなされる。その矛盾を一気に乗り越えなくてはならない。それが強いられ、また許されるのが年度最後の月なのである。
