デジタル教科書の導入を巡って議論がなされている。私は導入には賛成するが紙面の教材も併用すべきだという意見だ。どちらか一方ではよろしくない。
デジタル教材を使ってみて思うのは、インタラクティブな利点が大きいことだ。どこが間違いやすいのかを即時把握できることは大きい。その場で指導もしやすい。
ただ、それ以上の弊害がある。様々なことができることが生徒の集中力を奪うのだ。学習には対象と向き合わなくてはならない局面が必ずある。それをマルチな機械が気をちらしてしまうのである。すべてを捨てて、一つに向き合う時間をデジタル教材は奪う可能性が高い。
ICTのよさは活用しつつも従来の学習方法も継続すべきだというのが私の意見だ。そのために教材の作り方や使い方について一層の工夫が必要だと考えている。

