晩秋 初冬というべきなのかもしれないがそこまでの冷え込みがない。昨日は近隣の丘陵を訪ねた。半ばはすでに枝だけになっていたが、紅葉もかなり残っていた。その色がくすんで見えたのはこの時期だからだろう。池水には動きはなく、枯れた蓮の茎が窓らに並ぶ。もう来週にはこの地に来ることが億劫になるだろう。私は秋冬の行合になぜか心を揺らしている。 共有:TweetTumblr で共有いいね 読み込み中… 関連 エッセイ