危機を好機に

 様々な位相において危機的な状況に取り囲まれている。停滞や閉塞と、その先の減退とを唱える人は多い。あまりにその頻度が上がって来たために、私たちは危機的状況に麻痺してしまっているのかもしれない。

 私たちができることは今の状況に対応することだが、その中で常に可能性を考えることも必要だ。危機的な状況というのは見方を変えればかなり偏ったものであり、偏りを解消しようとするエネルギーも蓄積されているはずだ。

 危機は好機にもなる。それを使うのか、傍観して事態が深刻化してもそれに順応していくのか、岐路に立たされているといえる。

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