俳句で「爽やか」は秋の季題だ。気温、湿度とも適度になるこの時期を示す言葉となる。今年はずっとマスクを着けて生活しているせいか、本当の爽やかさを実感できない。
おそらく様々な不安が秋晴れを素直に味わえない原因になっているのだろう。どんな青空も白い雲も気持ちまで晴らすことは難しい。いや、もっと大きな風景写真を見なければならないのかもしれない。都会の切り取られた空ではなく、もっと大きな枠組の空を見なければ。
私はどんどん視野が狭くなる呪いを掛けられているに違いない。そんなふうに考えている。秋は爽やかなはずだ。秋の力に期待したい。
