やる気を喚起

 教員の評価の仕方は決して一様ではない。人間の評価を一つのものさしで測れないのと同様に、教員の評価も多角的に行われるべきだ。最近は何でも経済的効率性に換算してそれが正しいかのようにいう向きもあるが、それはその尺度をもってしても間違いといえる。そう信じている人は経済的効率性がない人そのものだ。

 教員の評価の方法の一つに、相手をやる気にさせる力がある。これは特に中等教育の段階では必要なスキルとなる。というと再びあるイメージをもとに尺度を設定するかもしれない。しかし、話はそうかんたんではない。人のやる気を喚起する方法は決して一つではないし、個々人に向いた、向かないやり方がある。それを知り対処できるのが教員の技能の一つだ。

 これは数値化し難い。それゆえに評価基準から外されている。しかし、これこそがこれからの教員に求められる能力の一つなのだ。

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