見方次第

 最近、視力低下に悩んでいる。細かい文字が見えなくなったのは本当に困る。ときには腹立たしく感じることもある。

 加齢による宿命だと割り切ることはできる。同年輩以上の大半の人が同様の症状を訴えているのを見聞きすると、どういう訳か慰められたり、諦めがつきそうな気持になったりする。しかし、それでも残念に思う心の方が勝る。

 よく見えないことはいろいろな局面で不利益をもたらす。注意力とか推察力に負の要因をもたらすのはもっとも困った要素だ。日常のコミュニケーションにも目は口ほどに、いやそれ以上にものを言うはずなのに、それがうまくできない。

 ただ、よく見えないことがある種の恩恵をもたらしているのかもしれないなどと考えることもある。繊細な情報を削減することで精神的衛生を保てているのかもしれないからだ。最近はそう考えるように努めている。

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