読み込む

 来年度から始まる大学共通テストへの批判が続出しています。英語の外部委託試験は延期されましたが、国語の記述式問題のアルバイトによる採点もやり玉に挙げられています。

 学習塾や予備校の実施する模試や、通信添削などはすでにたくさんのアルバイトが使われており、人選についても簡単な操作しかなされていません。これまでに示されているモデル問題では、記述式といってもかなりの程度形が誘導されており、多様な解が出ないように工夫されています。もはや記述とは言えない域なのかもしれません。

 問題文や資料、設問数も時間に対して多すぎであり、読解力というよりは情報処理の手際よさを試すものになっているのも残念です。これはAIなどにもっとも代替されやすい能力であり、優先順位は下位にあるといえます。

 作品を深く読み込み、自己の経験と照らし合わせて解答する問題の作成は確かに難しい。ですが、問題数を削ってもその方面を追求すべきです。社会の要請に見合った試験方式への変革はさらに続ける必要があるのではないでしょうか。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください