やってみることが大事だとは分かっていても、失敗したくないとか、無駄なことはよそうといった気持ちになって結局何もできないことが多い。無駄なく最短の努力でと思うのは自然だが、そうなると新しいことは生まれない。若い頃は恥をかきたくないと思い、歳をとってからはもうそんなことはしないという。年齢に応じた言い訳をしながら、結局何もしないままなのだ。
でもどうだろう。人生の残り時間があとわずかだと思ったとき、その言い訳は使えるだろうか。失敗する確率は高いです。でも、失敗後の人生はそれほど長くは続きません。成功しても同じです。そういう状況ならば、勝負を後に送るような言い訳はしないかもしれない。後味が違うという考えもあるだろう。私のように死後の世界はないと考える者にはもうそういう感覚は感じない。
とにかくやってみませんか。失敗の確率はかなり高いです。でもやらないよりはいいでしょう。そんな声が時々聞こえてくる。その度に聞こえないふりをしたり、一見理論的な反論をしてみても、やはり何もできなかったという後悔は予見できる。ここからは百戦九十九敗最後に一勝を覚悟すべきなのだろう。近年の逆境により、結構な防御力はできている。後はその境遇に身を置く覚悟があるかどうかだ。
かっこよくありたいとは思うが、そんなに甘くはなさそうだ。せめてそれもいいんじゃないと、芸術家肌の人がつぶやくような生き方をしてみたいと思う。
