エスニック

 オリンピックのモンゴル代表のユニホームのデザインが話題になっている。また男子サッカーで日本と対戦したマリのユニホームも評判がいい。両者に共通するのは伝統的な民族衣装をモチーフにしたことである。

 グローバル化が前提となるスポーツの世界では、画一的なスタイルが生まれやすい。大企業がユニホームの製作を独占する状況にあっては余計その傾向が強くなる。国旗の色などを基準として配色は違っても似たり寄ったりのものになりやすい。

 その中にあってデザインの世界は少々融通がきく。素材や形態はルールである程度決められるが、色彩についてはそれより規制がゆるやかだからだ。その国独自の伝統文化が反映されるとユニークで美しいと感じられることもある。

 日本のユニホームにも、伝統色の藍色を使ったものや、古典芸術に似せた紋様をあしらったものがあった。このような試みは続けていくべきだと考える。






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