駄文を綴るしか

 自分の考えていることを言葉にして吐き出すことは意外にも難しい。私はこのブログで雑念を結構書いているつもりなのだが、実はそれはほんの一部に過ぎない。言い切れないことがたくさんあり、無理に言葉にしてもなにか違う気がする。

 手元にはいつも手帳があるが、すぐに書き込めるようにと用意してもなかなか書くことがない。書こうと思った次の瞬間には興味が別に移って何を書こうとしていたのか思い出せない。デジタルでもアナログでも同じだ。大事なのは例えば自分が経験したことの意味を知っていることだろう。それがなければすぐに消える短期記憶にしかならない。

 自分の考えていることを一覧化することは積年の夢である。自分の思考の後を残せたらいいと思うのだが、そうもいかない。ひたすら無駄だと思いながらも駄文を 綴っていくしかあるまい。

駄文を綴るしか” への1件のフィードバック

  1. ピンバック: awareness

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