地震なき津波

 本日(10月9日)の5時25分ごろ、鳥島近海を震源とすると想定される地震が発生し、津波注意報が発令された。気象庁の発表によると7時17分に八丈島八重根で60㎝の潮位変動を観測している。津波を観測したのは高知県の室戸岬や、鹿児島県の種子島にも及んだ。

 この地震は不思議なことに震度1以上の観測がなされておらず、マグニチュードも発表されなかった。これまでの地震と津波の関係とは別の概念でとらえなくてはならないようである。一部の専門家は海底での地殻変動か火山活動が影響しているのではという。現在関東や小笠原地域はまとまった雨が降っており、空撮からの確認は難しい状況だ。

 鳥島近海で今月に入ってから何度か地震を観測しており、5日の11:00にはマグニチュード6.6の地震が発生した。その時も津波注意報が出ていた。今回はそれより小さな地震でありながら、津波が広範囲で観測された。津波は数十センチであっても強大な力を持っており、人々の自由を奪うものらしい。通常はこうした地震は発生してから1週間は警戒期間だというが、今回は構造が分かっていないためより長期の注意がいるらしい。果たして南の海で何が起きているのだろうか。

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