多次元な価値観

 ややもすると一元的になりやすい価値観がある。資本主義社会にいるとそれが財力という形で表れる。しかし、どうもそれがおかしいということも分かっている。金持ちは幸せを感じやすいが幸福の絶対条件ではなさそうだ。

 ならば金など構わずに好きなことだけを追求するのがよいかといえば、これは違うと言う人は多いだろう。特に独善的な楽しみに耽っている人には危険性すら感じる。利他的行動をする人は尊敬する。だが、それだけでは立ち行かない。継続的な行動のためにはそれなりの下支えが必要だ。

 何がいるのかといえば、多元的な価値観を持つ生活を送ることだろう。一つの物差しに縛られると序列が明確についてしまう。この方面ではふるわなくても別の面では優れているということを各自が実感し、他者が評価することができる生き方を共有することが必要だ。

 趣味とか特技とかいった範疇に押し込められたものを重視できる環境をつくる必要がある。ビジネスではないのでどのように形成するのか維持するのか考えなくてはなるまい。

 

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