手すり

 地下に続くスロープに手すりがついていることに気づいた。もう何年も通過しているのに今朝気がついたのである。

 恐らくいままで手すりの必要性がなかったために見過ごして来たのだろう。よく見ると高低二本の手すりが並行して取り付けられている。それぞれの身長に対応するためなのだろう。

 隠れた善意を見過ごしていたことに驚く。そしてこれからはここを通るたびにこのことを考えることになる。

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