日本では今日が成人の日という祝日である。本来1月15日に行われていたが2000年から1月の第2月曜日となり、変動して連休を形成するようになった。この日はこの一年で成人となった人、というよりも成人の日の時点で20歳の人が行う行事である。
2021年を新成人として迎える日本人の人口は約124万人で、昨年より微増したものの人口の1%に満たず、今後は急速に減少に進む。出生率が下がり続ける日本では人口問題は深刻だ。昨年のコロナ禍がもたらした影響も懸念される。国家の縮小化は避けられないのであれば、それに応じた変化をしていくしかない。今年成人を迎えたみなさんにはそれに対応していかねばならないだろう。
成人だけではなく、国民として考えなくてはならないのは自らのいる社会なり共同体の共通利益を考えるという視点だ。自分だけよければいいという時代は終焉しつつある。自分だけ勝ち残るという発想自体が空論であることは、少し国際社会への知識を広げれば見えてくる。自分の幸福を追求するためには他者の利益をも考えなくてはならないという仕組みを皆で理解する必要があるのだろう。
私のような世代にとっては引退を極力しないこと、そして健康年齢を保ち福祉面での社会負担をかけないようにすることが究極の努力目標だろう。そのためには心身の健全を保たねばならない。また第二、第三の仕事を考えていかなくてはなるまい。やるべきことがまだたくさんある。若者の成人を祝うことだけではなく、自らが別の意味での発展を意識してかなくてはならないと考えている。

