金を設けるために何をすればいいのか。そんなこと話題にしているものは山とある。最近見た動画サイトには、職業を選べという。接客サービスなどを行う業種はもうからないのでやめろと何度も言うのだ。
理屈から言えば確かにそうなのかもしれない。過当競争の多い業種は労働に似合った対価を受けていない。消費者側もそれを分かっていながら、あえて高い金を払うことはしない。だから働き損だということもできる。金銭の獲得という面だけでいえば労働には効率の差がある。
しかし、労働の中に何を見出すのかという基準でいえば少し違う結論になる。労働の内容それ自体に意味を見出すのならば、決して経済的な数値だけが物差しにはなるまい。どれだけ達成感があるか、社会貢献の自覚がもてるのかということも労働の価値を考える際には必要な尺度だ。
時に矛盾する価値を埋める何かを考えなくてはならないと思う。社会のために働いている収益効率の低い人を評価する方法を見つけるべきだ。
