膜のような

 言葉にならないのだが、私の最近の日常は何か膜のようなものに覆われている気がしてならない。直接触れることができないし、その介在物によって実体が歪んで見えている。

 その膜がどこにあるのかは分からない。実体に貼りついているのか、空気中にあるのか、あるいはソフトコンタクトレンズのように感覚器を覆っているのか。分からないがどこかにそのようなものが存在していると感じている。

 もちろん、これは文字通りの錯覚だ。そんなものがあるはずはない。誰がなんのためにそんなことをするのか説明がつかない。それでもやはり何かを感じている私がいる。

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