ネガティブキャンペーン

 アメリカ大統領選挙が近づいている。この時期になると残念なことがある。それは相手陣営に対するネガティブキャンペーンが始まることだ。

 明らかな非を指摘するのならいい。しかし、大半はいわゆる粗さがしであり、言わずもがなの内容も混じる。また誰が言ったのか分からないようにして言う巧妙な悪口雑言も混じる。それが民主主義の必要悪のように感じさせられてしまうのが実に残念だ。

 もちろん世の中は善意だけではできていない。どんな善人に見える人にも、見方によっては悪事に見えることはいくつも行っている経験はある。そのどちらかを誇張することは様々な問題がある。特にネガティブの方向に延長することには明らかな悪意がある。それがまかり通るのが、そしてあたかも正義であるかのように行われるのがアメリカ大統領選挙であるようだ。とても辛い事実である。

 もちろん民主主義を生きる私たちはもっとタフにならなくてはならない。巧言令色に包まれて本質を見失うことがないよう常に現実に向き合うことが必要だ。主人公が何者かではなく、自分であるためには清濁を併吞する必要があるのは事実だ。

 あっと言わせるような感情操作に騙されないこと。本当に必要なのは何かを常に忘れないことが大切だ。それは時々思い出さなくては忘れてしまう覚悟なのかもしれない。

コメントを残す

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください