差別の根源

 アメリカの黒人差別問題が世界中に波及しつつあります。その背景には自己中心的な自己優先主義があるように思えてなりません。

 黒人差別の問題は古くて新しい問題です。帝国主義時代の奴隷貿易から今に至るまで形を変えて続いています。資本主義の存在に欠かせない格差という仕組みを人種差別は直接請け負ってきたのではないでしょうか。格差を意図的に作り出すシステムとして被差別民の存在が悲しいことに機能し続けているのです。

 同じ人類としてそれはおかしい。グレートジャーニーの末に風貌は変わっても元は同じ生物であるのに。同じ遺伝子をもつ者同士に格差をつけ差別するのは道理に合わないことは変です。

 差別の問題がいま噴出しているのは自国自民族優先主義の軋みが出ているのではないでしょうか。自分の領分だけを豊かにするという考え方は、その周辺にあるものを攻撃することと同じことだからです。それほど人々をいらだたせているのは何なのか。それを考えるべきです。

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