図鑑

 私が子供のころに何から知識を得ていたのかを考えてみると図鑑ではないかと思うのです。そしてこのインターネットの時代にも図鑑は結構大切な情報源なのではないかと考えます。

 私が親に感謝することの一つは小学生のころに図鑑を買い与えてくれたことです。小学館の子ども用図鑑はジャンル別に分かれていて、特によく読んだのが「昆虫」「魚類」「植物」「動物」そして「気象」「地球」でした。いまから思えば写真よりも絵が中心であり、説明も大雑把なものが多かったのかもしれません。でも小学生には十分で、私は何度も読み返しました。恐らく一生の中でもっとも読み直したのはこれらの図鑑だったかもしれません。

 いまでも図鑑をみるとあの頃のことがよみがえります。最近の図鑑は同じカラーでも発色がよく、写真も多いためにかつてのものよりもはるかに本物に近い映像が掲載されています。インターネットで検索すればたいていのものは見つかるし、中には動画さえ見られる。でも、やはり手軽さと思いついたときにすぐみられること、周囲のページとの連動性などは紙の図鑑ならではの特徴です。

 いま学校に行けない子供が増えていますが、何もないならば図鑑を与えることを勧めます。興味をもしもてば、科学のみならずすべての好奇心の扉を開くことにつながります。そのための投資ならばやすい。インターネット端末よりもずっと効果的です。

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