院生時代

 時々思い出スイッチが入ることがあります。突如過去が脳裏を専有し、またすぐに消えていくのです。

 今回は大学院生だった頃のことを思い出しました。朝から晩まで図書館にこもっていた毎日でしたが、夜には先輩や後輩と飲みに行きました。何を話したのかは実はあまりよく覚えていません。あまり学問の話はしなかったと記憶しています。院には進んだもののその先がまったく見えないことへの不安を必死で紛らわしていたのかも知れません。

 その頃は先輩がすべて払ってくれていました。いい時代であったと思うと同時にあれほどタフな時間はもう送れないと考えるのです。

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