先日の台風のもたらした被害は想像を超えるものであったらしく、いまだに5万弱の家庭に送電ができない状態が続いているとのことです。記録的な強風が鉄骨の入った電柱をなぎ倒し、送電線を寸断したことが原因です。その現状は報道で垣間見ることができます。ただ、首都東京の隣県である千葉県で、どうしてこれほど復旧に時間がかかっているのかについては少々疑問があります。
被害が出ているのは森林に囲まれた地域が多いらしく、復旧工事が困難なのは分かりますが、あまりにも時間がかかりすぎています。救援部隊の指揮系統がうまくいっていないのではないか。当局者の危機意識が欠けているのではないかと疑います。
またこういった地域の送電設備を地中を通すなどの工夫で防災の工夫をすることも今後の課題ではないでしょうか。素人考えなのですが、何かが足りないような気がしてならないのです。