
自宅近くにボタンクサギという花が咲いています。小さな花が房状に集まって咲き、その様が遠目では牡丹のようにも見えます。綺麗な花なのですがその葉や茎に触れると何とも言えない悪臭を発します。触れなければ臭わないのが不思議です。臭木という名の由来はこうしてすぐに分かるのです。
実はこの花の名前を長く知り得ず何というのか気になっていました。先日、大船フラワーセンターに行き、同じ植物についていたラベルからようやく判明したという訳です。名を知るとそれ以外に見えなくなるから不思議です。
この植物は繁殖力が強いらしく、年々株を増やしているようです。臭いが玉に瑕の感じがしますが、それがまた魅力ともいえます。