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菜種梅雨が来るのか

 週間天気予報によれば東京は3月22日からしばらく雨の予報が続いている。いわゆる菜種梅雨のような気圧配置になることが原因らしい。しかも、今回は雨量が多いかの知れないとの予報もある。

 気候変動の影響は様々な面に現れている。今回はフィリピン沖の高気圧帯が梅雨時と同じくらい強いようでそれが多雨予測の根拠になっているらしい。菜種どころではない本格的な降雨もあるかもしれないというのだ。

 天候に関しては過去の経験だけに依存することはできない。今年も何が起こるかもしれないことを覚悟すべきなのだろう。

薄霞

薄霞

このところ気温が高い。春の霞の空にソメイヨシノも開花を促されている。見上げれば細かい雲があるのに気づく。おそらくたくさんの植物の花粉と西域から飛来した黄砂も混ざっているはずだ。明日からはマスクの規制も解除される。何事も移り変わり止まることはない。春はそれを感じる季節だ。

開花予報

 ソメイヨシノの開花予報が発表された。東京都千代田区は3月22日ということだ。昨年と同じで平年より2日早い。このところ開花の時期は次第に早まっている気がする。かつては4月に満開を迎えたが、最近は3月末に満開し、入学式まで持たない。

 開花が早まっているのにはやはり地球規模の気候変動が影響しているのかもしれない。長い冬と長い夏に挟まれて春秋は存在感をなくしつつある。桜は日本の季節感を示す大切な指標の一つだ。それが現れる季節がずれれば、生活感も影響を受ける。

 近い将来、桜は入学式の花ではなく卒業式の花となるかもしれない。私にとっては違和感極まりないが。

降るかなあ

 東京の降雪予報は難しいらしい、前回も降ると言って降らなかった。過去には降らないと言って結構積もったこともある。予報はスーパーコンピューターでも難しい。

 低気圧の位置と寒気の南下のタイミングが雪か雨かを分けるようだ。雪になれば備えのない東京はそのまま危険地帯となる。

 明日はどうも降るらしい。ただ積雪があるかどうかは分からないようだ。外出を予定しているが交通事情に問題がないといい。今のところは分からない。

JPCZ

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 強い寒気が南下し日本海側は強い風雪が起きているという。ニュースでは日本海にJPCZが発生していると言っている。あらたな気象用語だ。

 Japan sea Pola air mass Convergence Zoneの略称で日本海寒帯気団収束帯と訳されている。シベリアから南下した寒気がいったん朝鮮半島北部の長白山脈で分断され、それが日本海上で再度ぶつかり合うときに、低気圧のような渦が発生しやすく、それが日本列島に風雪をもたらすのだという。

 この季節の天気予報で紹介される雲の映像をみると、確かに大陸から筋状の雲が幾つも並び、それが日本海の真ん中あたりでぶつかり合って帯状の雲ができていることが分かる。

 JPCZという気象現象は大昔から繰り返されていたが、この名称で聴くのは最近のことのように感じる。特にアルファベットの略称は一般的には普及していなかった。それを最近のニュースでは盛んに使いだしているのは何らかの意味があるのだろうか。

 この用語は1980年代には生まれていたようだが、一般に知られるようになったのは10年前くらいで、メディアが一般向けに使いだしたのはここ数年であると感じている。専門用語が一般向けに使われ、一種の刺激的な警戒情報の材料に加わったのだと考えらえる。最近の気象情報には「記録的」とか「50年に一度」とか刺激的な用語で警戒を呼び掛けることが増えている。JPCZというよくわからないがなんとなく恐ろしい用語を持ち出したのもその流れかもしれない。

 ただ、この用語はやはり何のことか分かりにくい。「日本海の雪雲の帯」とか「吹雪の素」「吹雪の道」とか分かりやすい和訳をした方がいいのかも知れない。現れないに越したことはないが。

気候変動対策

 世界共通の課題として気候変動への対策がある。COP27と呼ばれる国際会議では具体的な対策の実現のために、いわゆる南北問題をどのように克服するのかが話し合われる。

 気候変動の原因が人間の活動によるものとすれば、先進国が悪影響のかなりの部分をもたらしていることになる。地域的な公害と異なり、その影響は地球規模であり、風水害や海面上昇などの害はむしろ発展途上国で顕著だ。豊かな生活を送るために大量の二酸化炭素なり有害物質なりを出している先進国のために途上国は生命の危機に瀕している。

 被害の補償として先進国が援助を行うべきだという議論はなされても、一向に実行されない。様々な利権が絡むため身動きがとれないのだろう。

 生産活動を抑え、経済成長はしないという選択肢もある。それで満足ができるならば一番いいのだろう。実際にはこれが難しい。私たちは今よりいい状態になることを志す本能がある。

 気候変動対策は人間社会の袋小路を出現させそれをどうしたら乗り越えられるのかを何者かに試されている気さえする。

厳冬予報

 気象庁や関連会社が出した長期予報によれば次の冬は厳しいものになるという。天気のことゆえどうなるかは分からないがもしこれが当たるならば気をつけなくてはなるまい。

 猛暑の次の冬は大雪が降りやすいという。これも統計的な真実を掴んでいる訳ではないので無責任に書いているのだが経験上はそうかもしれないと思う。雪害のことを思うと不安になる。

 農村にタワーマンションが建設されたというニュースごあった。理由は除雪をしなくてもいいからということだ。それほど雪は生活の大問題なのだろう。

 ぜひともほどほどの降雪を。誰にも頼めないことではあるが。

嵐の予兆なのか

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 個人的な問題を書いておく。前回もそうだったが台風が接近するとどうも体調がおかしくなる。そして夜眠れなくなる現象がある。これはおそらく心身両面に何らかの影響があるからであると勝手に判断している。

 実際の台風はまだ日本の南海上にあり、沖縄に近づきつつある。住まいからはかなり遠い。昨日は陽射がありかなり暑かったが、ときおり大きな雲が通り過ぎた。しかし、まだ悪天候といえるものではなかった。にもかかわらず、軽い頭痛と、抑えられていた秋花粉への反応などが起き、少々つらい一日だったのだ。

 これがよく言う気象痛なのかは分からない。過去にもそういう事例を多く経験しているので、あるいはその例に当てはまるのかもしれない。気圧の変化などが関係しているという。ただそれにはまだ原因となる低気圧(台風)が遠すぎる気もしている。

 もう一つはいつか前も使ったしゃれだが、「気のせい」が原因かもしれない。つまり精神的な要因で一種の思い込みだ。台風が来ると体調が崩れるという過去の経験が何度か続いたため、それが偶然の重なりであっても因果関係を考えるようになってしまったということである。おかしな話だが、こうした条件反射は存在するらしい。

 さしあたって今日はほとんどよく眠れなかった夜を超えて一日をどう過ごすかだ。世の中は連休というが私は仕事がある。そして二連休に入る。今日やっておかなくてはならない仕事を伸ばすとよろしくない事態になる。台風などに負けてはいられない。あるいはこのプレッシャーが台風よりも強いのかもしれない。

元台風

 元台風がもたらす気温と湿度が通勤電車を取り囲んでいる。今回の台風は関東には大きな影響はなかったようだ。ただこの異常な暑さを考えると今後どのような気象現象が現れるのか考えておかねばなるまい。

 台風の上陸数だけに注目すると減っているのかもしれない。しかし、大きな被害をもたらすものや、発生場所が日本に近かったり、不規則な進路だったりするのは印象的だ。おそらく複雑な要因があるのだと推測する。

 私の体調もこのところ芳しくない。病という範疇には入らないが、疲労感と睡眠不足の印象がついて回っている。天候にまだ適応できていない。

 しかしいつまでも天気のせいにはできない。これは生活習慣や体質改善のいい機会と考えることにしよう。

気象痛

台風接近

 気圧の急激な変化が原因で体調が悪くなることがある。気象痛とか天気痛というそうだ。頭痛や耳鳴りが多いという。自分にもその気があるのではないかと感じている。

 台風が西南諸島を北上している。気圧や最大風速は並程度であるが、進路が本州にかかる時間が長そうなのが心配だ。渇水気味の地域には恵みの雨をもたらすかもしれない。これも限度を越えないことが大切である。

 はたして気圧だけが原因なのかわからない。ここ数日不調である。疲労感があるのに眠れない。気のせい(以前も使った洒落)に違いない。