ハルジオン

 どこにでも咲いているハルジオンは外来の雑草という分類だ。それにしてはあまり悪者扱いされないのは、小菊に似た花の形と、名前によるのだろう。冬場は全く存在していないかのようで、春夏になると風景の大半を占める。名前に反して生命力は逞しい。

 子どもの頃はこの花を可憐なものの象徴のように考えていた。今はどんな環境でも生き抜くものとして見ている。植物には癒されて励まされ、ときには脅されるのである。

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