秋の終わり

 今日も日中はかなり暖かった。上着一枚でコートはいらない。快適な一日だったと言える。でも、この快適さは長くは続かないらしい。

 師走に入ると気温が下がり、文字通りの冬になるという。息が白くなる季節だ。肌に差し込むような冷気、関東の場合はそれに乾燥も加わる。

 寒さのなかには懐かしい感覚もある。個人的には冬は嫌いではないが、それも限度がある。寒さの中の失敗は富山で嫌というほど積んできた。でもいい思い出もある。おそらくそのほうが多い。

 東京生活が長くなりすぎて冬の恐ろしさも楽しさも随分観念的になってしまった。光太郎の詩でも口づさんで冬に備えよう。楽しみでもあり、恐ろしくもある。

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